2017年7月10日月曜日

コミュデなら常識?(エディトリアル私的推奨?書籍)

グラフィックデザインⅡスクーリング後半。
前半でもですが、グリッドをしっかり組んでレイアウトしようね、って話が多いこと多いこと。
つーか、ぼく、あんまりページものやらないから大きなこと言えないですけど、ページものをグリッド設計なしでやるってことのほうが衝撃的・・・ってか、よくできるよなっていうのが本音。
だって、グリッドなかったら同じ位置や同じルールを全ページにどうやって適用するの?
紙面の設計(デザイン)だけ作っておいてあとから図版を当てこんだりテキストを流し込んだりとかって、できなくない?
コミュニケーション研究Ⅰ通信課題とかイメージ編集Ⅰ通信課題でたしかにページものの編集について先生に突っ込まれたけど、それは紙面設計した上でのその設計についてであって、設計することそのものへのご指摘じゃないですよ。

つーか、グラフィックデザイン基礎Ⅱスクーリングで文字組やってるよね?
級歯がわかんないとか、文字をポイントで扱ってどうやってA4(210mm×297mm)の中に箱を作っていくの?
その四角の寸法、ポイントで指定すんの?
ポイントで四角描くとしたら、A4サイズって幅何ポイント×高さ何ポイントなん?

1ポイント(1pt)≒0.35278mm(0.3528mm)


こんな端数、どうやって計算すんですか!?
ってか、計算してみたけど、ミリもポイントも端数出まくりですよ。

210.0001444mm = 595.27599987364pt

PostScriptフォント時代ならまだわかりますよ。
今どきPSフォント、使います???
PS時代だって数値が丸まるの見込んでミリ変換してバウンディングボックス作ってましたよね?ね?ね?・・・って、誰に向かって言ってんだ、わし。

っていうようなことをね、しらお先生やいしがき先生と話してましてね。
ってか、先生方としか話通じなくてですね・・・ってか、グラ基礎Ⅱスクはいったいなんだったんでしょうね?


というわけで、先生方がオススメしてくださった書籍や知識、先生方のオススメ以前に基礎の基礎として、コミュデなら習得していて当たり前なんちゃうのん?っていうことを扱った書籍などを書き記しておきたいと思います。


あ、そうそう。
エディトリアルがわかんない人はこのスク、受けたほうがいいと思いますよ。
卒制で本やページものを扱う可能性がある人も、受けて自分のエディトリアルに足りないものは何なのかを自覚しておいたほうがいいと思いますよ。
ぼくも今回のスクーリングで自分の中に足りないエディトリアルにおける企画の考え方、手法、視点、重要性なんかがとても勉強になったし、受けてよかったと感じています。


では、本シリーズ、いってみましょう!

まず、先生イチオシするのが『デザイン解体新書


造形総合科目の「編集デザイン」の教科書です。
ぼくも持ってたんですけど初版本で、最近刷新されたので新しいのほしいだけで本年度履修しました・・・もちろん、課題はやりません!(笑)

この本、すばらしいです。
でも、ぼくがはじめてページものの書籍を作る(デザインする)ようになったころに出合っていても、ちょっと難しかったと思います。
基礎の基礎から書いてあるんですけど、網羅的には書いてないというか、「そこ知らないとここは理解できないよね?」っていう部分があったりするんですよね。
基礎の基礎がわかっていれば神本なんですけど、そこが不安な人には読解するのが部分的に大変というか難解な部分も出てきちゃうのかな・・・と。
でも、これ、まじ神本です。
エディトリアルをやる人の、まさに教科書だと思います。


ということでぼくが文字組の基礎の基礎を学んだのが『Adobe InDesign「文字組み」徹底攻略ガイド (DTPWORLD books)


すごい、笑えるくらい基礎的なことばっかりをしつこく書いてくれています。
デザイン解体新書』でわかんないところをこの本で補完する・・・そんな感じかなー。
スクで先生の言ってる意味がよくわかんなかった人、グリッドについて最後までよくわかってなかった人、行間と行送りって何が違うの?とか言ってた方、この本から入ったらいいと思います。
ぼくもこの本に出合うまで、当時はInDesignじゃなくてQuarkXPressでしたが中途半端な文字組をしていてよく失敗してました。
2004年初版なんですが、この本でインデだろうがイラレだろうが、きっちりグリッド設計できるようになりました。
(その設計がいいか悪いかどこがダメかはまた別の話ですが・・・)
ちなみに今は中古で1円で売ってるみたいです。
逆に新刊本はもうないみたいですね・・・いい本なのになぁ・・・新版で今のAdobeCC対応で出してほしいなぁ・・・むぅ。

あと、ぼくが持っていってよかったのかな?と思ったのが『フォント マッチングブック



主要フォント別に「見出し」「リード」「本文・キャプション」の3つのパートに単語帳みたいなかんじで分けている組版の見本帳みたいな本です。
ただただこのフォントのこのサイズはこう見えるよ、の見本だけです。
ぼくたちって文字組をモニタでするんですよね。
モニタで見るって、モニタやPC環境が変わると見え方が変わるじゃないですか。
そういうとき、モニタに表示されているそのフォントの文字を実際に出力したらどう見えるか?が確認できるのがこの本。
これがあるだけで文字のサイズ感の確認のためだけのカンプ出しや、制作環境の違いから生まれてしまう自分のイメージと実際の仕上がりの齟齬潰しに活躍してます。
ぼくは自宅と会社、両方に常備して、いつも忘れそうになったり体感感覚の補正修正をするのにパラパラめくったりしながら、自分の中の絶対フォント感の保持をしています。


絶対文字感、絶対フォント感、これ、大事!



あと、編集デザインについて、先生がオススメしていた書籍やデザイナーさんのことなどなど。


まず、杉浦康平先生。
ぼく的には曼荼羅と宇宙のデザイナーだと思ってたんですけど、ブックデザインやダイアグラムなどでもすごい人だったらしい・・・し、知らなかった。
ってか、ぼく的には『マンダラ発光―杉浦康平のマンダラ造本宇宙


この本の著者として神だったわけですが、実はもっとコミュデ的なところで神様だったみたいです。
先生はムサビ(鷹の台)でやった「杉浦康平・脈動する本」展の図録を紹介してくださったんですが、Amazonでは買えないみたいなので、近いうちにムサビにまだ図録が買えないか問い合わせしてみようと思います。


杉浦康平・脈動する本 : デザインの手法と哲学
Vibrant books : methods and philosophy of Kohei Sugiura's design

http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/228



次に、ダイアグラムについてのお話からこの本。


idea (アイデア) 2011年 11月号 [雑誌]

エディトリアルデザイン界の巨匠、松田行正先生の活動を特集したやつですね。
松田先生のダイアグラムは今みても新鮮だし、スゲエなって思います。
たしかイメージ編集の教科書にも図版かなんか載っていたような・・・???


あと、太田徹也先生についてもよくお話されてました。
2012年にムサビで展覧会されてまして、これはぼく行ったんですけど、図録的な書籍なんてあったかな・・・?

「ダイアグラム教育」展 : 太田徹也の教育の軌跡 : 明日を予測する情報のカタチとデザイン
"Diagram education" exhibition : educational methods of Tetsuya Ota : shapes and designs of information that forecasts tomorrow

http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/1435


太田先生のダイアグラムのほか、しらお先生ややまぐち先生などなどコミュデでお世話になる(なった)他の先生方も書いてる本『新版 graphic design: 視覚伝達デザイン基礎』・・・たしか今のグラフィックデザイン基礎の教科書になる前にもらった教科書なんですけど、これにも太田先生のダイアグラムが掲載されてますよ。



なんとなくなんですけど、先生の話を聞いているとあまり教科書を読まない学生が多いみたいです。
けど、ぼくはムサビ通信(コミュデ)の教科書はけっこう神書籍多いなって思ってます。
イメージ編集」「新版 graphic design: 視覚伝達デザイン基礎」はデザインに煮詰まるといつも手にとります。
デザインシステムコースの人とか、何かデザインをする人とか、科目を履修しなくても持っていたらいいんじゃないかと思います。
幸か不幸か、卒業生が売り払ってるのかもしれませんが、けっこうAmazonとかで中古で安価に買えたりします。
吉祥寺の事務局だかに直接行けば教科書を実際に手にとって見れるはず・・・新宿サテライトには武蔵野美術出版局の本とか過去の武蔵美通信とか卒業制作の冊子とかいろいろ気軽に見れるコーナーあったんですが・・・三鷹にもあるのかな?


というわけで、ぼくの記憶に残っていたものだけですけどここに記してみました。
つーか、グラフィックデザインⅡはグラフィックデザインⅠを履修してなくても、コミュデ4年の必修科目や卒業制作が履修できない名ばかり4年生でも、べつにコミュデやデザイン情報学科の人でなくても、グラフィックデザイン基礎Ⅰ・Ⅱの単位がある4年生なら誰でも履修できます。
大事なところをもう一度。
グラフィックデザインⅠを履修してなくても履修できます。
条件は「4年生であること」と「グラフィックデザイン基礎Ⅰ・Ⅱの単位があること」だけです。
卒制見に行くと、コミュデに限らず書籍作ってる人とかいたりして、かなり残念だなって思うことがあったりするんですよね。
エディトリアルを扱う可能性がある人、コミケで同人本作りたい人、本が好きな人、ぜひぜひこのスクーリングを履修して、素敵な書籍を編集デザインできるようになるには何が大切でどんな知識が必要なのか、実践してみませんか?

と、なんだか宣伝みたいになってきたので、スクーリングのご報告については別記事で・・・おやすみなさーい.。o。。zzZZ💛

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