2016年11月21日月曜日

テーマとスケールって、なんだ?

グラフィックデザインⅠスクーリング 後半。

1日目は講義があって、その後制作。
前半3日間の3つの演習をふまえて、後半3日間で作品を作ります。
お題は「今まで(前半)にやった「時間を探す」「時間を分類する」「時間を抽出する」の中から、時間に関するテーマ・スケールを見つけて作品を制作してね」でございます。
ひとつは紙媒体。
A3二つ折り(仕上がりA4)であれば基本的になんでもOK。
もうひとつはパワポでスライドを作ります。


前半の禅問答のような講義に引き続き、後半もさらに禅問答。
ちなみに2日目も最終日も、全6日間、必ず1回は講義の時間がありました。
前提講義以外はほとんど制作や作業、実習というスクーリングが多い中、今回みたいに毎日少しづつ座学で新しい何かを教わっていくというのは新鮮だし、一度にどかーんと講義をされるよりも一晩考える時間もあったりしたのでよかったです。
毎日が禅問答との闘いの中、直接制作の作業に関係しないことでも座学の講義をうけることで新しい考え方やものの見方ができたように感じました。

1日目の制作は、前半の最後にトレースした壁だと亀裂と亀裂ではない部分が曖昧なので、よりキレツキレツした壁を求めて学校をさまようことから始まりました。
そして、あらたに写真を撮って、亀裂の形を正確に抜き出していく作業です。



ひたすらピクセルが見えるところまで拡大しては亀裂の線を忠実にパスをとっていく作業。
一日中、ばかみたいにポチポチ作業しました。

なんでこの作業からやったかというと、テーマを見つけたかったんですよ。
亀裂は対象、時間は条件。
どちらもテーマではないと思ったんですよ。
だから、まずは亀裂の写真から亀裂の形を忠実に抽出することで亀裂の時間の中にあるテーマが出てこないかと思ったんですね。


2日目もまず講義があって、その後はがっつり制作TIME。
2日目は午前中でいしづか先生がいなくなっちゃって、しらお先生が入れ替わりでいらっしゃいました。

いしづか先生がいなくなっちゃう前にポチポチ作業したのを見てもらって、先生との禅問答のような会話の中から「とりあえずやってることの方向は間違ってないだろう」という微妙な感触を経てお昼ごはん。
その後、しらお先生がいらっしゃるまでに見やすくなるように色分けしたりしてみました。


あと、最終的に製本するので、紙に出力してみました。






ここでしらお先生にみていただいてお話ししていく中で、無意識にデザインしてしまっていることが発覚。

今回の課題は「対象が本来的に持っている時間」を作品にします。
ぼくの「亀裂」の場合は「形」であり「線」です。
色分けして見やすく、意図を伝わりやすくしたということは、色に何かの意味を持たせているということで、それはデザインだし表現で、対象が本来的に持っているものではないんですよね。

先生「ということは、色、いらないよね」
ぼく「ということは、色、いらないですね」

ということで先生と意見がユニゾンしたので、色を排除しました。


あと、亀裂を追っていく中で見えてきた「将来なくなる面」がありました。
色分けしたときに黄色に塗ったところです。


今ある亀裂の線と、めくれている(浮いている)部分から、今はないけれどこのまま劣化が進んだらここにこういう線ができて、結果としてこの面は将来剥がれ落ちてしまう部分が見えたのです。
それをぼくは面(塗り)で表現したんだけど、この「面」に違和感があるとのご指摘をうけました。

でも、そこは未来で現在じゃないから、ここだけ面で異質でもいいかな・・・と思って、これは最後まで押し通してしまいました。
ってか、ほかに将来的に剥がれ落ちてしまうであろう部分の形状を示す方法が見つからなったんですよ。
先生的にはなくてもいい感じだったんだけど、それはイヤで、どうしても入れたかったんですよ。
で、わがまま押し通してしまいました。

これは最終的な講評でいしづか先生にもしらお先生にもダブルで突っ込まれたんですけど、浮きやめくれという高さや想定される未来の線をどうしていいか他に方法を思いつかなかったので、そのまま面でやりましたって言ったら、先生方がちょっと(´・ω・`)ショボーンな顔してました。
でも、どうしたらよかったかという答えは、やっぱりありませんでした。


さすが、禅問答課題!!!


あと、ここまででもよかったんだけど、どうしてもやってみたくなったことをやりました。
この禅問答課題は「時間に関するテーマ・スケールを見つけて作品を制作」でございます。
亀裂のパスをとったことで「テーマ」はなんとなく浮き出てきたと思うんですけど、どうにも「スケール」が兆しさえも見えてきません。
まぁ、ここにいう「スケール」が何なのかもまた禅問答というかわかってないんですけどね(;´∀`)

わかってないんですけど・・・

・亀裂の3種類の線を種類ごとに「量」としてみること。
・さらに「長さ」としてみること。

・・・これをしたら、何かそこに時間のスケールが見えてくるような気がしました。

そして、安定の持ち帰っての深夜作業を経て、朦朧とした世界に昇る朝日を見ながら最終日に続くのでございます・・・(続く)

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