2016年11月21日月曜日

禅問答の答え

3日目、最終日。
泣いても笑っても15時には紙の作品とパワポのスライドを提出しないといけまへん。

まず、亀裂の3種類の線を種類ごとに「量」にしてみました。


これは壁面を平面として見たときの、亀裂ひとつひとつy方向の中心を全部0にしてみました。
うーん、なかなかいい感じに「だからなんなんだ?」ってカンジですねー。

次に「長さ」にしてみました。


これは亀裂の線のひとつひとつを、x方向の左側の端点の亀裂のパスから順番につなげていきました。
うーん、なかなかいい感じに「だからなんなんだ?」ってカンジですねー。
すさまじい時間と労力のワリにできてみると「ふぅ~ん( ´_ゝ`)」ってところが、禅問答課題にふさわしいぢゃないですか!w

ここまでをいしづか先生に見てもらって、相変わらずいいんだかわるいんだかなんなんだかよくわかんないんだけど、とりあえずいいということにして作業を進めました。

紙は現地の壁の状態(コンクリート壁の表面がペンキ塗装された状態)に似たかんじの柔らかめの紙を用意しました。
紙はアラベールのスノーホワイト。
本当はビオトープにしたかったんだけど竹尾に買いに行く時間がなかったので、会社の在庫してる紙の中から一番イメージが近くてインクジェットに適した紙を選びました。

竹尾:アラベール
http://www.takeo.co.jp/finder/main/araveal.html


冊子の部分は菊111kg、蛇腹折りするところは菊62.5kg。
結果的には蛇腹折りのは一番薄い菊48.5kgにすればよかったです。

柔らかい紙にインクジェットなのでインクの滲みや沁み込みを考慮しました。


アラベールにサンプルを出力して線の太さと濃度の間隔が同じになるように調整しました。

最後は中綴じ製本して、「長さ」の蛇腹折りのやつを最後のページに貼り付けて完成!


表紙は真っ白。
亀裂ができる前はこんな真っ白な壁だったって意味を込めました。
先生は「亀裂ができる前の真っ白な状態をなにかで表せないか」っておっしゃいましたけど、「何もない」状態を何かを表示することで表現するなんてできないし、ないもんはない!
やるなら元にした写真をレイアウトするか、なんかタイトルらしい文字を表示するか・・・そんなくらいしか思いつかないけど、どれもこれもなんかデザインしちゃう感じがイヤで、真っ白なままにしました。
これは講評でも「やっぱりなんか(表紙らしく)あったらよかったかも~」ってショボーン(´・ω・`)されましたけど、ぼく的には真っ白で満足です(゚∀゚)


本のとこ。


最後の「量」からの「長さ」は超ロングになりました。




最後の最後に15分くらいでパワポのスライドショー作って制作は終了。
ぼくはパワポ使えないので、冊子のページをそのままスライドにしてフェードでスライドさせて終わりにしました。
表示させる時間やフェードさせる時間を工夫したり、スライド用に画像を工夫した人もいましたけど、ぼくにはそんな技術も時間もなかったので、単純に2秒表示→2秒でフェード切り替えを延々くりかえしました。
それでもまぁなんとかなったので、パワポ使えない人もこれは(;・∀・)ダ、ダイジョウブ…なはずです!


そして怒涛の講評でございます。
一人づつ、紙の作品とスライドショーを発表していきます。

禅問答課題だからなのか本当にみんな作るものがバラバラでバラエティに富んだ作品が揃いました!!!
自分の作ったものも含めて、どの作品が良くてどの作品が(-ω-;)ウーンなのか、講評を聞いた今でもわかるような、わからないような、でもわかる・・・って言いたいけどやっぱりわかんなーい( ̄_J ̄)って感じです。
そんな曖昧ではあるけど、どれもこれもみんな面白かったです。
面白いか面白くないかだけは、ハッキリとわかります(`・∀・´)エッヘン!!


この禅問答課題を6日間やって、禅問答は禅問答だったけど、答えではないんだけど、ちょっと気が付いたことがあります。
先生は「言葉」をとても大切にしていました。
1日目の演習、2日目の演習、3日目の演習、後半の制作発表、みんなの前で何かを発表したりするとき、先生はその発表の中で話したことの中の言葉をつぶさに書き留めていました。
最終講評では「もっとこんな言葉がでてくるようになったらよかった」みたいな感じのことをよく言っていました。
最終発表に至るまでの間にも、先生は「sizuさんはこんな言葉が出てくるようになったことは収穫だよね」「その言葉はどんなものかがきっとあるよね」なんていうアドバイスがありました。
聞いたときは禅問答で頭パニックだったけど、冷静になって考えてみたら、言葉というものの意味や言葉にすることの大切さがわかった気がします。

前半と後半の間に少しでも禅問答の答えが見えないかと読んだ本の中に、こんなものがありました。



この本に「生きている言語」という章があって、冒頭でスチュアル・シャーズさん(人名なのか?)の言葉が引用されて掲載されています。
その引用にこんな言葉がありました。

「よい言葉は(中略)相互に伝達しあうのに役立つだろう」

ムサビ通信で学ぶようになって、デザインとは何かを考えることが多々ありました。
ぼくなりの解釈では、デザインとは伝達するひとつの方法です。
伝達するということ、つまり、デザインと言葉は切っても切れない関係。
だからこそ、今回のような禅問答な課題であっても、自分から生まれた作品というものについて、演習をした結果について、語る言葉は大事なのだということがわかりました。

というわけで、禅問答の答えは見つかりませんでした。
けれど、いろいろ考えさせられたというか、禅問答の答えの兆しを掴みかけた気がするような、でも、この体験をしなかったら兆しさえも知らないままだったであろうスクーリングでございました。


最後に、今回も一緒だったのぶさんのブログ。

グラデザ1前半
http://blog.livedoor.jp/happygolucky1969/archives/52511072.html


グラデザ1後半
http://blog.livedoor.jp/happygolucky1969/archives/52511089.html


同じ体験をしたのに、ずいぶんアウトプットが違う。
けど、でも、禅問答の答えがお互いちょっと見えてきたのがわかります。
こうやって同じ山を登った仲間の存在はありがたいもの。
のぶさん、今後ともよろしくね(*´ε`*)ちゅー

2 件のコメント :

  1. 無事終了しましたね!
    僕の場合無事と言えるのか分からないけど。笑
    前代未聞の再スクーリングにならないよう60点は欲しい!

    それに比べたら、しず子のは細部までこだわってて素晴らしい。
    採点が楽しみだね。

    いつか役に立つよね。きっと。

    次は、忘年会だね!

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    1. のぶさん、お疲れ様でしたー!(お互いにね!)
      いつか役に立つと思うし、なんかのぶさんがブログに書いてたそのまんまだけど、本当に「一皮剥けはじめてる」気がするよ。
      ムズムズする(笑)
      次は忘年会!
      呑むで~( 厂˙ω˙ )厂乁( ˙ω˙ )厂乁( ˙ω˙ 乁)うえーい♪

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