2014年7月23日水曜日

本当の苦悩と挫折は最終日に待っていた(≡д≡)

3日目。構成レイアウトをして仕上げる。

2日目の終わりの時点で、第1稿はできていた。
アイディアスケッチの時点で、ぼくは下に年表を入れることで時系列に記事をまとめることを考えていた。
昭和の終戦→戦後の復興・高度経済成長・オイルショック→バブル景気→リーマンショックなどの時代の流れと、その時代を生きた人が今何歳くらいなのかの年表を作り、その過程に鯨と鰻と鮪の絶滅の危機にあると指定された経緯を入れて、そこにグラフィックとキャプションをレイアウトしていこうとしていたのだ。
レイアウトのイメージとしては新聞を上半分使っての報道記事や、雑誌の見開き特集ページのような感じだ。
しかし、実際に作るのはA4サイズなので、とてもじゃないけどそんな年表なんて入れてられない。
もし入れても文字が小さすぎて誰も読みもせず、たんなるゴミみたいな文字と線にしか見えないだろう。
なので、年表はあきらめつつも、雑誌の見開き特集記事っぽい感じに仕上げようと思って、最初のレイアウトを作った。
イメージはdancyu+家庭画報+東洋経済のようなカンジだ。

2日目にできてたものを少しブラッシュアップして、雑誌の見開き記事間出すために文字の大きさとかを調整して、第2稿を作成。
3日の朝イチもう一度みてもらう。


先生の「文字サイズや行間はよくなったね」の言葉にやったーヽ(*⌒∇⌒*)ノ・・・・・と、思ったのもつかの間、全体的に見て右下に詰まった感がある「理由」がないなら、左上の白は単なる空白でしかない、みたいなこともアドバイスをいただき、全体がバランスよくおさまるように一度全部分解して組みなおしてみる。

そして、その後第3稿を作成するも、「もうちょっと工夫しよう」「もうちょっと違うアプローチを試そう」「可能性を探ろう」とのこと。
うむ。深い。というか難しい。

そうやって4稿までいっても、大きな代わり映えがしない。
そこでもう一度先生に見てもらったら、脳天から石を落とされるようなアドバイスをいただいた。

「なんでそんなに四角い構成にこだわるの?」
「これは記事を作る課題ぢゃないんだよ」
「どっちかっていえばポスターとかチラシとか、もっと自由な表現をしていいんだよ

本当に晴天の霹靂だった。
アイディアスケッチの時点で、雑誌の見開き記事のような構成を勝手に想定してしまっていて、それに縛られていたのだ。

このとき思い出したのが、初日に歴代の全提出作品を見ながら先生と話した内容ですた。

ぼく「最近のものほど背景があるけど、背景があったほうがいいんですか?」
先生「背景に必然性があればあってもいいけど、ただ効果のためだけとか、必然性もないのに背景があっても、それはぼくたち教員は評価しないよ」

ようするに、蝶は蝶であって、何をモチーフにしていようと蝶単体で蝶以外の何者にも見えないものでなくてはならなくて、背景があってはじめて蝶に見えるとかはよろしくないということなのではないだろうか。
背景に必然性があるということは、その蝶が、例えば机にこぼれた醤油であったら、醤油だけでは単なる茶色い液体なので、机という背景によってそれが醤油だとわかるという必然性、そんなものなのではないだろうか。
この時、ぼくは蝶と文字で勝負しようと思ったのだ。
蝶はどこまでも美味しそうな、しずる感のある“蝶”で、蝶に見える何かではないこと。
安易な背景を用いないこと。

でも、ここで考え方を修正。
安易ではなく、必然性がある背景をつけよう。
必然性がある文字組みをしよう。
そして、あらためて考える。

ぼくのこの作品に対する必然性ってなんだろう?

それを考えていく中で文字(キャプションやコメント)がない状態で、蝶だけで何がわかるかといったら、蝶が食べ物であることしかわからないという現実に気付く。
そこで背景に時間をあらわし、蝶に時間を表す動きを考え直し、絶滅危惧種であること、未来はこの3匹の蝶がどうなるのかの予想がひと目でわかるダイアグラム的なグラフィックを追加。
さらに鯨肉の刺身は馬刺しにも似てるし、若い人はこれが鯨の肉だとわからないだろう(ってか、鯨肉を知らないだろう)と思って、クジラとウナギとマグロのシルエットイラストを配置したり、いろいろ工夫した。

この工夫をしていく中でも、どうにも何かが足りなくて、どうもつまらないって思って、八方塞になったとき、たまたま通りかかったTAさんを捕まえて聞いてみた。

ぼく「なんでつまらないんでしょう?」
TAさん「うーん・・・・つまらないって思うってことは、もっといい表現があるって気付いてるってことだよね。っていうか、もったいないなー」
ぼく「もったいないですか?」
TAさん「うん。テーマも、蝶の出来も、これだけできていても、これだとたくさんの作品の中では単純に地味だよね。パッと見た一瞬で、まず、この作品んをもっと見たいって思わせないことには、中身がどんなによくてもいい作品とはならないし、票もとれないよね。」
ぼく「・・・・う、うん!」
TAさん「たとえばこんな表現の仕方もあるんだよ」

そう言って、TAさんは有名らしいデザイナーさんをググってくれて、ヒントになりそうなデザインの画像を見せてくれた。
これは本当に参考になった。
目からウロコだった。
ぼくの忠犬ハチ公な脳みそに、まさにドッグフードが与えられた状態である。

そこから、とにかくグラフィックをデザインしていった。
レイアウトではなくて、グラフィックだ。
あ、これが見る人に訴えるデザインをするということなんだと思った。

そうして14時の提出期限直前まで、アドバイスをくれたTAさんを何度か捕まえながら、TAさんと一緒にブラッシュアップを試み続けて、がんばってできたのが、これ。



なんだかマクドナルドみたいなってしまったが、雑誌の記事風にこだわっていたときよりはだいぶ見れるものになったと思う。
黄色と赤はマックポテトじゃなくて、サッカーのイエローカードとレッドカードにもある警告色として選んだ色だ。
時計を背景にもってくることで、絶滅危惧種という絶滅へのタイムリミット感を出したつもり。
10時10分は、時計は常に長針が動いた後に短針が動くので、短針を過去、長針を未来に見立てたつもり。
文字と一緒にあるダイアグラムは、昭和・平成・未来でそれぞれがどれくらい食べられていたかをひと目でわかるようにした・・・・つもり。
○○類○○科は、ニッポンの食卓についてのことなので、当初、ごはんテンコモリのどんぶりだったが、「いつまで食べられますか?」がごはんっぽいとTAさんが呟いたので、あえてごはんを消してみたりした。
なんか、つもりばっかりだ・・・・・Σ( ̄⊥ ̄lll)

正直、あと1時間ほしかったってのが本音だけど、時間が決められている以上は仕方がない。
納期を守るのは絶対なのだ!

出力されたのを見てから、細かいミスを大量に発見。
バランスとか、微調整したいところもテンコモリ。
科が、ひらがなになっている。
最後の10分でやったところがことごとくミステンコモリだ。
けど、それらを気にしていては仕方がないな・・・と思って見ていたら、そんなミスとかいえない最重要箇所をミスっていた。

学籍番号を間違えている・・・・Σ(□ ̄; )Σ(    ;)Σ( ; ̄□)Σ( ̄□ ̄;) ガガガガビーン!!!

先生に「学生番号間違えちゃったよおぉぉぉぉぉぉぉ」と泣きつくも時すでに遅し。
結局そのまま提出することになってしまった。
究極の誤植。
最後にTAさんが「大丈夫なので、正しい学籍番号を書いてください」っていってくださったので、正しい学籍番号をそれに書いた。
けど、学籍番号を間違えたというのは、お店のチラシを作るのに店の名前を間違えたのと同じくらいの重大なミスだ。
これでぼくの評価点は合格と不合格の瀬戸際、59点か60点のどちらかに確定だろう・・・ま、仕方ないやね。うん・・・・(/ー ̄;)

講評はやっぱり人気投票とプレゼン大会。
今回は人気投票の上位者だけでなく、それ以外の人も一人1分のプレゼンをする。
この一人1分が、すごく面白かった。

人気投票の結果についてはやっぱりもにょもにょだった。
どうがんばっても蝶に見えないものや、まったく必然性がなく、視覚的に素晴らしいだけの背景がつけられた作品がたくさん票を得ていた
ピクトグラムのときにも同じことがおきていたので、さすがに二度目は驚きはしないが、やはり釈然としないのは仕方がない。
一度、それらの腑に落ちない作品がどういう評価点がつけられて、その点数がどうやってつけられたのかを聞いてみたいものである。

でも、この人気投票は、これから先、グラ基礎Ⅱやイメージ編集など、あらゆるスクで行われるものらしい。
なので、ぼくは今回のように「そこそこ票をとることも気にしつつも、課題を忠実にクリアすること」を最優先する姿勢は変えずにがんばっていこう」と、あらためて思ったですよ。
忠犬ハチ公、ここに健在なのだ!oU`X´Uノ"彡☆ ガルルルゥー!!

ちなみにぼくが一番って思った人の作品はあまり票が入ってませんでした。
やっぱり「一瞬でw( ̄△ ̄;)wおお!と思わせる要素と表現のインパクト」が足りなかった作品でした。
きっとこの作品を作った人は、その方ご自身のブログで作品について書いてくれると思うので、ここでは詳しく書きませんです。
(著作権とかもありますしね!)
ぼくがきっとコメントをつけるので、そのコメントつけられた作品が、ぼくの中で最も課題を理解して忠実に作品にしていて、さらに芸術性やインタラクティブ性、社会性のある作品で、それらを満たした上で作品として鑑賞する価値があると思った作品だすだす。

講評タイムの最後に先生方とTAさんから総評やコメントをいただく時間がありますた。
そのとき、ぼくの目からウロコを出させてくれたTAさんが、こんなコメントをしてくださっただすよ。

「一通りできたところで満足せず、より面白く、より伝わるものを作るために、何度も何度も構成やレイアウトをやりなおした作品は、それなりの結果が(票の数に)反映されてたのではないかと思います。」

うぅぅ・・・・感動~~~~~(T(T(T(T_T)T)T)T)うるうる

ぼく、たとえ不合格でもう一度蝶課題をやることになっても、最後まで、時間ギリギリまでいいものを作る努力をすることは忘れないですです!
あと、今度は学籍番号を間違えません!!!(爆)

最後に、投票してくださった9名の方、本当にありがとうございました。
あと、全部おわった後に声をかけて感想を言ってくださった方、本当に、すごくすごく嬉しかったです。
一緒に蝶課題と戦った皆さま、本当にありがとうございました!
そして、もう一度、来年蝶課題をやることになったら、来年お会いするみなさま、仲良くしてくださいですーヽ(*⌒∇⌒*)ノ

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